スティックシアター堺 サンスクエア祭り用台本
「タイトル未定」
脚本・演出/本多真理 ダンス振付/ナンキ―(スティックシアター堺)
タイトル募集します!
思いつきません……。
■登場人物
えんどう豆子・・・あり
星影ジュン・・・きな
タンクトップ幸子・・・ナンキ―
佐々木デパート・・・ふうら
三本松ひとみ・・・桔梗
大藪さゆり・・・みー
西川峰子・・・ミネンコ
仲島みか・・・みか
横浜洋子・・・ウル
素舞台。
明かりがつくと舞台上にはセンターにタンクトップ幸子。
その周りには他のメンバーたち。
音楽が流れだすとタンクトップが踊り出す。
M1「I Will Follow Him」C.I
踊り終えたタンクトップ幸子。
皆、拍手する。
タンク「これを・・今から皆さんにも踊ってもらいます♪」
他の皆「え~!」
豆子「私、ダンスできるかなぁ」
タンク「だいじょうぶですって~」
豆子「私、ダンスできるかなぁ・・・私、ダンスできるかなぁ(ボックスダンス
しちゃう)」
佐々木「ぼくも~(盆踊りしちゃう)」
三本松「あたしも~(サイドステップしちゃう)」
大藪「わたしも~(一回転してポーズしちゃう)」
西川「あたいも~(パントマイムしちゃう)」
仲島「わたしも~(ロボットダンスしちゃう)」
横浜「あちきも~(安室奈美恵になっちゃう)」
星影「ソー アイ アム ア ダンサー!!(決め顔)」
タンク「めっちゃやる気あるやん・・!いいですね~!では早速、劇団パパイヤ
マンゴーのダンスワークショップ始めていきますねー♪」
みんな「はーい!」
仲島「タンクトップさん」
タンク「はい?」
仲島「ダンスってコツとかあるんですか?」
タンク「そうですね~」
星影「そんなん決まってるやん」
タンク「なんですか?」
星影「顔や顔。ダンスは顔で踊るねん。」
仲島「顔ですか?」
タンク「そうそう!顔で踊るって大事ですよね~!」
仲島「顔で踊るか~。なるほど!」
タンク「では、ミュージックスタート!」
M2「I Will Follow Him」C.I
みんな、集まり顔で踊る。
タンク「ストップ!ストップ!音楽止めて!」
M2 C.O
タンク「・・・そういうことじゃないと思います」
星影「え?ちゃうの?」
タンク「ちゃうと思います。なんかもう、みんなでよってたかって、絵面がすん
ごかった・・!それにもうその顔止めてもらってもいいですか」
みんな、顔を元に戻す。
星影「私の伝え方が悪かったかな。」
タンク「なんていうのかな~。ダンスはとにかくリズムに乗っていくんです!」
星影「リズムなぁ、わかった」
タンク「ではミュージック、スタート!!」
M3「I Will Follow Him」C.I
みんな、踊ってるうちにいつの間にか自由な振付になってしまう。
・えんどう豆子→志村けんの変なおじさん
・佐々木デパート→五木ひろしの拳
・三本松ひとみ→マイケルジャクソンの「フゥー」
・大藪さゆり→にわとりの頭前後動かし
・西川峰子→今くるよのどやさ
・仲島美嘉→直立不動
・横浜洋子→スローモーションで歩いている
・星影ジュン→大劇場でのカーテンコール風
タンク「ストップ!ストップ!音楽止めて!」
M3 C.O
タンク「・・・そういうことじゃないと思います」
星影「え?ちゃうの?」
西川「音楽流れたら自然とこういうリズムになってしもてんけど」
タンク「自然と出てきたリズムがソレ(どやさ)ですか?」
西川「(どやさをしながら)そやで~」
タンク「えんどうさんはなにしてたんですか?」
豆子「リズムに乗ってたらいつの間にか変なおじさんになってしもたわ」
タンク「佐々木さんは?」
佐々木「五木ひろしになってました」
タンク「三本松さんは?」
三本松「マイケルジャクソンになってた。フゥ!」
タンク「大藪さんは?」
大藪「わたし、気づいたらニワトリになっていました。なんでですか?」
タンク「知りませんよ!仲島さんは?」
仲島「私はいつの間にか、ただ耳を澄ませて心でリズムを感じていました」
タンク「横浜さんは?」
横浜「気づいたら歩いていました」
タンク「歩いてた?」
星影「わたしはねぇ、」
タンク「もういいです。みなさん、振付は守ってください。振付通りに踊ってい
く中でちゃんとリズムにも乗って、表情も豊かに楽しく踊りましょう」
皆「踊れるかなぁ」
タンク「大丈夫!一生懸命練習しましょう!では、ミュージック、スタート!」
M4「I Will Follow Him」C.I(流し切り)
みんな振付通り、踊りきる。
タンク「すごいすごい!踊れましたね!」
皆、拍手する。
豆子「公演に向けて、お芝居ももちろんやけど、ダンスもがんばるでー!」
皆「おーー!」
皆、整列。礼をする。その後、「ありばば」の宣伝などをして再度、礼。
おわり。
※あくまで「だいたいの台本」です。細かい演出は稽古場にて。
天使にラブソング 後半
コメント